2024/01/25 14:09

The Cost of Feeding Your Dog in Every Country


記事内の解説を読んでいただくのが一番早いですが
文章を引用します。

In the U.S., home to more pet dogs than any other country in the world, the cost of feeding a dog is $865.50 a year. Compared to countries like Hungary ($246.38) — where more than half of households own a dog — the U.S. is placed closer to the more expensive end of the scale.
Japan, however, is the most expensive country in the world to feed a dog overall. The average annual cost of dog food is $2,056.88.

アメリカでは年間865.50ドルなのに対し、日本は2,056.88ドル。
これ円ベースに直しますと、1ドル150円として
アメリカが129,825円/年 10,818円/月
日本は308,532円/年 25,711円/月

小型犬の多い日本でそんなに?という疑問が出ると思いますが
算出方法として
「Using guidelines from PetMD, we ranked countries based on the cost of feeding a medium-sized (40 lbs) dog 540 grams of dry dog food each day for a year. Costs were calculated based on the price of the cheapest dry dog food from local supermarkets. To measure affordability, we ranked countries based on the annual cost of dog food as a percentage of net national income per capita. Currencies were converted to U.S. dollars using exchange rates from October 2023.」

40ポンド(約18㎏)の中型犬に540g(1日)のドライフードを給与したと仮定し、さらに地元のスーパーマーケットで最も安いドライフードの価格に基づき、2023年10月の為替レートをもとにドルベースで算出したとあります。

試しにビタワンやってみますと
6.5㎏で2,500円
1日540gですと1袋12日分
365÷12=30.5 
年間30.5袋消費するとして
30.5×2,500=76,250円 とはなりますので、ベースとなるフードが輸入フードなのかもしれませんね。

それにしても世界一高い日本。
日本は輸入フードがプレミアムフードでは多いのと商流的にどうしても価格が高くなってしまいます。
*ワイソンが高くなってしまい申し訳ないですがご理解いただければ幸いです。

しかし逆に良いものでも価格を抑えようとしますと使っている肉の質が悪いのでは?といわれてしまう日本。
ウルフインサイトでいわれたことがありますので、あの時は悲しくなりましたが。


例えばウルフインサイトやワイソンの場合、
動物性原材料を80%以上含んだドライフードをエクストルーダー製法で製造できる時点で
工場はきちんと設備投資をして、それを扱える優秀な機械のオペレータの方を雇用して
さらに動物性原材料を80%以上使用したペットフードを作れる動物栄養士の方を雇用しているということです。
*ワイソンは自社工場で製造しています。

動物性原材料を多くするということは、その分つなぎとなる炭水化物が少なくなりますのでキブルを成型させるのが難しくなります。
特にワイソンのエピジェンはつなぎとなる炭水化物を使用せず、90%の動物性原材料を使用していますので
その技術は本当に革新であり、犬や猫のために良いものを作ろうとするからこそ実現したわけです(しかも2010年に!)。

消費者を欺いて、マーケティングだけのフードを高く売るつもりならそこまでする必要はないです。
良いものを作ろうとするからそこに投資をするわけです。


ドライドッグフードが世界一高い日本だそうですが
皆様におかれましてはどうぞ値段「だけ」に左右されない消費者になっていただけますと幸いです。