2024/02/15 13:48

日本では結末すらリリースされていないグレインフリーフードによるDCMとの因果関係ですが

それをヒルズが画策した!ということで訴訟を起こされたようです。
ちなみにFDAからは因果関係を立証するためのデータが不十分であったリリースされています。

アメリカらしいという気がしますが、これはまた気になる裁判です。

一部原文抜粋

The lawsuit alleges that Hill’s orchestrated the reporting of DCM cases to the FDA using a network of veterinary researchers funded by Hill’s, including scientists at Tufts University. The alleged motivation was to undermine public trust in other pet food brands, including KetoNaturals, which is marketed as low-carbohydrate kibble. 

ヒルズ社が資金提供をしているタフツ大学の獣医学研究者のネットワークを使用し、FDAへDCM症例の報告を画策したと。
これによりグレインフリーで低炭水化物フードの社会的信用を失墜させることが目的であった。

“In the four years immediately preceding the launch of the FDA's investigation, Hill's lost 20% of its market share,” according to the lawsuit. “In the five years since the investigation began, it has been arguably the fastest growing pet food company in the country.”

FDAが調査する直前の4年の間に市場のシェアを20%失ったが、調査開始後5年間で最も急成長している会社の1社である。


実際、FDAが最初にリリースした際は私も何事か!と思いましたが
一方でヨーロッパではそういった話はあがっていなかったことから何故だろうとは思っておりました。

アメリカではこの発表後にグレインフリーメーカー各社さんが
「タウリン」の添加、「穀物入りのフードを販売」など対応に追われていた印象です。

実際にこれが事実かはわかりませんが、裁判の結果は気になるところです。